QLOOKアクセス解析

2015年08月06日

フランス軍事顧問団

久しぶりに幕末情報を散策していて、再び火がつきそうに
なっています。昨日はブリュネで盛り上がりましたが本の
到着までのこの悶々と情報を集めている時間もまた楽し。

函館戦争に参加したフランス人は、合計10名だったそうですが
函館から脱出した後、辞職を逃亡とみなされての裁判という事
なので、軍事裁判覚悟でというのとは違ってたかもしれない。

とはいえ、フランスVSイギリスの事情が元々あって諜報活動の
一環としてと考えても下士官達まで斜陽の旧幕軍に肩入れしなく
てもいいと思えるわけで、やっぱり人情的な事があったんじゃ
ないかと、あってほしいと願ってしまう訳ですよ。
少なくとも、利用する為にアレコレ薩長にテコ入れしてる英国側
よりはるかに好感がもてる。
フランスに帰国後、再来日して働いたり帰化したりした人が
多いのも何か嬉しい。

再来日したカズヌーヴが亡くなったのが津波や原発で被災した
福島県の波江町だったり、函館戦争には参加しなかったけれど
同じフランス軍事顧問団として来日し、帰国せずに日本に骨を
埋めたデュ・ブスケが、昨年世界遺産として登録された富岡製
糸場と関わりがあったとか見ると、もっと色々知りたくなって
しまいます。

________________________________________________________
8月7日

本3冊届きました。
ブリュネのスケッチ集
追跡―一枚の幕末写真  
乱 

の三冊です。いずれも小説ではないです。
綱淵謙錠の『乱』はぶ厚いので怯みました。
ブリュネのスケッチ集は、当時しばらく動かないようにして
撮っていた写真よりも人々が活き活きと動き回り生活している
様子が描かれていて、とても魅力的です。
幕末の頃の日本のイメージが膨らんできてとても魅力的です。




posted by teru at 23:48| Comment(0) |

2015年08月05日

ブリュネ

大学時代、沖田総司が大好きな友人がいて、当時歴史小説には
縁がなかった私ですが、友人に感化されて幕軍サイドの幕末本を
読み漁った事があります。まだネットがなく、本の巻末に記載
されている「参考文献」のページを頼りに色々古本屋を歩き回り
ました。まず古本屋を探す所からだから大変でした。
今ならネットで一日で買いそろえられてしまうのが何とも悔しい。
今日、ネットしていた時に画面の端の情報から繋がっていって
函館で五稜郭陥落直前まで戦ったフランス軍士官ブリュネ
の本まで辿りつきました。
資料が少ないせいでなかなか小説にも出てこなくて、軍という
ほどの人数なら目立つのに何であまりに記述がないのかと、
もやっと思ってはいたんですがフランス軍として参加していた
のではないんですね。新政府軍から日本退去命令を受けたフランス軍
に退役届けと無休休暇、滞在届の申請をして榎本の蝦夷共和国を支援
する為に9名の部下たちと共に新政府軍と戦ったらしい。
英国と何かと対抗してるのはわかるけれど情報の少ない時代とはいえ
力関係的に絶対不利な函館戦争まで何故フランス軍が肩入れしている
のか、関わらせているのかと疑問に思っていたんですが、9人なら
わかる。でも帰りそこなったとかではなく、わざわざフランス軍から
離脱して函館まで行ったというのは驚きです。
脱走時の置き手紙にはフランスの為とか、色々書いてあったそうですが
それでも、日本に来る前に現在もフランスの最高勲章としてある
レジオンドヌール勲章とかもらっていた人ですよ。わざわざ自国の
軍を脱走して後日裁判かけられるような事をしなくても・・・
と、思ってしまう。
がぜん気になりだしたのでブリュネの本を買ってみる事にしました。
佐藤 賢一 著「ラ・ミッション 軍事顧問ブリュネ」
小説ですが、フランス人側から見た旧幕軍を見れるというのは面白い。
あと、このブリュネという人は、スケッチも上手くて、この時代の
日本の風景や人を沢山絵に残しています。
すごく和風なので、一見外人の人に絵に見えないですが、遠近法を
使って描いてある所が外国的。とても素直な印象の絵で、人風景と
共に描かれている人物たちも、活き活きしていて昔話の絵本でも
見ているみたいです。
「ブリュネ スケッチ」で検索してみてください。ちっこい人たちが
わちゃわちゃしている様子がとてもほほえましいです。
もっと見たくなって
「函館の幕末・維新―フランス士官ブリュネのスケッチ」というのも
買ってしまいました。すごい楽しみです。

ネットって恐いですがほんとに便利ですよね。
posted by teru at 23:23| Comment(0) |